子育て主婦が在宅ワーク可能な時間はどれだけあるのか?子供の年齢別に大公開!(0~3歳)

在宅ワーク関連
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2歳の子供を子育て中の主婦・彩華(さいか)です

子供が小さいうちから在宅ワークをしようと思うと、気になるのが「どれだけ仕事の時間が確保できるか」ということですよね。

そこで今回!
退職して妊娠中から在宅ワークを模索してきた私が、どれだけの時間を在宅ワークの活動にあてることができたのか、子供の月齢・年齢別に大公開します!

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大前提:子供が起きている時はろくに仕事はできない

子供と一緒にパソコンをしている理想像と、パソコンをしている後ろで子供が泣いている現実の図

最近、インタ―ネット上の広告で、在宅ワークを勧める広告をよく見かけるようになりました。
そんな広告に使用されている写真は、赤ちゃんを膝に乗せたママが、パソコンに向かって仕事をしている写真です。

あれはあくまでも理想像でしかありません。

現実的にはほぼ不可能です

私も最初は、子育て主婦の在宅ワークといえば、子供が遊んでる横でママがパソコンをしている姿を想像していました。
実際には、子供はそんな簡単に一人では遊んでくれません。

「一緒に遊ぼう!」と誘われます。
「ママ見て!」とアピールされます。
「自分もパソコン触りたい!」と要求されます。
理想像の写真のように膝に乗せたら最後、パソコンのキーボードを好き勝手触られて、仕事どころではありません。

ママの膝に座ってパソコンに手を伸ばす子供の写真

子育て主婦が自宅で子供の世話をしながら仕事をする場合、子供に邪魔されない隙間時間をいかに活用するかにかかっています。
子供の個性次第では、子供が遊んでいる時でも仕事できる場合がありますが、あまり期待しないようにしましょう。

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妊娠中:体調の変化が読めない

妊婦の写真

妊娠中の特徴は「いつ体調が変化するか分からない」ことにあります。

つわりの症状も程度も人によって様々です。酷ければ入院、ということもあります。期間も、妊娠中ずっと吐き気を感じる人もいます。
私の場合は、妊娠が確認できた時点で出血しており切迫流産の診断で、3週間自宅安静でした。自宅安静の場合、なるべくベッドから動かない生活が望ましいので、在宅ワークどころではありません。
妊娠初期が過ぎると「安定期」という言葉もありますが、これも人それぞれです。つわりが続いている人もいますし、妊娠高血圧等のトラブルで入院する人もいます。
妊娠後期になりお腹が大きくなってくると、足がむくむようになり、長時間座って作業するのが辛くなります。切迫早産で入院する人もいます。

妊娠期間中は、最初から最後まで、いつ入院するような体調トラブルに見舞われるか、全く予想できません。妊娠中に入院することは決して珍しいことではなく、私の直接の友人でも3人、妊娠中に入院した人がいます。
大きなトラブルがなかったとしても、妊娠期間中ずっと、眠くて頭がボーっとする人も多いです。

しかし、体調さえ安心していれば、出産後の子育て時期よりも落ち着いて在宅ワークに取り組むことができます。
急な体調トラブルで作業が止まることを念頭に置き、出産後の在宅ワークの準備期間として捉えておくのが良いと思います。

【作業可能時間】
  • 毎日2~3時間
  • 週4日 ※眠くて何もできない日もあります!
  • 月40~50時間
【仕事例】
  • クラウドソーシングのタスク形式で、アンケートやライティング
  • 自分のブログの設置、ブログ記事のライティング
※体調が安定している時は一定の作業時間を確保できますが、無理は禁物!体調のトラブル発生時にはお腹の子供のために即休みましょう!
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子供が0歳の時(生後半年以内):とにかく体を休める

赤ちゃんの写真

出産後は、とにかく体を休めましょう。

第一子出産の場合、慣れない育児で毎日がいっぱいいっぱいです。
私の場合、生後3ヶ月くらいまで、眠れる時に眠らないと体がもたない生活でした。頻回授乳で毎日10回以上授乳していましたし、子供が昼夜逆転していて夜にずっと泣くので、徹夜が当たり前でした。

少し生活が落ち着いてくると、昼間や夜に1時間くらいゆっくりできる時もありますが、この時期の子供は長くは寝ません。温かいお茶を淹れた途端に、泣いて起きたりします。
夜子供が寝た後も、在宅ワークができそうな余裕があっても、なるべく一緒に寝て夜中の授乳に備えていました。

けれど、子供は個性の違いがとても大きいです。よく寝る子はゼロ歳の時から沢山寝ますし、起きている間ご機嫌に一人遊びする子もいます。
私には3人の甥姪がいましたが、1人は眠りから覚めても泣きもせず、一人で手遊びしているような子でした。

そんな大人しい赤ちゃんだった場合は、生後半年以内は在宅ワークをするチャンスです。
子供が成長して自分で動き始めると目が離せなくなりますが、生後半年以内の赤ちゃんは、まだ自分では動きません。ずっと見張っていなくても、危険なことにはなりません。

【作業可能時間】
  • 毎日2~3時間
  • 週5日
  • 月40~60時間
【仕事例】
  • クラウドソーシングのプロジェクト形式
  • 自分のブログ運営
※ただし、大人しくて沢山寝る赤ちゃん限定!母親は無理せず、自分の体調と子供の個性を最優先に考えましょう!

子供が0歳の時(生後半年以降):隙間時間を活用する

はいはいする赤ちゃんの写真

子供が生後半年を過ぎた辺りから、寝返りをしたり、掴まり立ちを始めます。昨日手が届かなかった場所、登れなかった場所に、急に到達できるようになります。自分で動くようになる分、危険なことにならないように十分目を配る必要が出てきます。
また、離乳食も始まる時期です。慣れない離乳食作りが、1日1回から始まり、3回になると1日中離乳食の事で頭がいっぱいになります。私の場合、生後10ヶ月で3回の離乳食を親と同じ時間に揃えるタイミングまでは離乳食の事で頭がいっぱいで、とてもじゃないけど在宅ワークにチャレンジする余裕はありませんでした。

しかし、生後半年くらいには赤ちゃんの生活リズムが出来てきます。毎日午前と午後にお昼寝したり、夜も朝まで寝たりするようになります。
1日のスケジュールの見通しが立つので、在宅ワークはしやすくなります。

ただし!あくまでも子供の個性によるので、この時期でもお昼寝が一定じゃない子もいますし、夜泣きする子もいます。子供の個性に合わせて在宅ワークの時間を調整する必要があります。

【作業可能時間】
  • 毎日2時間
  • 週4日 ※たまには子供と一緒にお昼寝しましょう!
  • 月30~40時間
【仕事例】
  • クラウドソーシングに慣れていない人はタスク形式
  • 慣れている人はプロジェクト形式
  • 自分のブログ運営
 

子供が1歳の時:寝ている時間を活用する

寝ている子供の写真

子供が1歳になる頃には、歩くようになります。尚更目が離せなくなります。
また、外遊びもするようになるので、午前中に公園遊びに行くようになると、自宅で作業する時間は減っていきます。子供の食事もまだ大人と全く一緒にはできませんし、家事とのバランスを考えると、在宅ワークの時間はなかなか増やせません。

しかし、ゼロ歳の頃よりも更に、夜は朝まで寝てくれる子が増えてきます。お昼寝も1日1回になると、2時間くらい寝てくれる子もいます。
我が家がまさにそうで、お昼寝が2~3時間、夜に起きることは殆どなくなっていました。
1回のお昼寝時間が長くなった分、お昼寝中や、夜寝た後の時間を上手く活用すれば、安定した作業時間を確保することができます。

ただし、子供に付き合って母親も動き回るようになるので、疲れて一緒に寝落ちすることもあります。仕事を詰め込みすぎずに、あまり気負わずに行きましょう。

【作業可能時間】
  • 毎日2時間
  • 週4日 ※子供と一緒に寝落ちてしまう日もあります
  • 月30~40時間
【仕事例】
  • クラウドソーシングに慣れていない人はタスク形式
  • 慣れている人はプロジェクト形式
  • 自分のブログ運営
 

子供が2歳の時:子供と上手に折り合いをつける

お絵かきする子供の写真

2歳になると、ある程度言葉が通じるようになってきます。1歳の頃は一瞬でも目を離すと予想外の物を誤飲する可能性もありましたが、そこまで無謀なことはしなくなります。

ただしこの辺り、子供の個性が大きいです!
元気な子は家具によじ登ったりしてより危険になりますし、イヤイヤ期で気力体力共に削られる日々もあります。

また、3歳に近付くにつれて、お昼寝をしなくなる子も出てきます。
すると、1歳までの「寝ている隙間時間を活用!」戦法が使えなくなります。

一人遊びができる子もいますし、ひたすら「ママみて!」とアピールしてくる子もいます。

子供の個性に合わせて、折り合いを付けながら作業時間を確保するしかありません。

私の場合は、認可外の保育所で週1日の一時保育の活用を始めて、2歳の内に週3日の半月保育まで預けるようになりました。
最初は預ける時に泣いていましたが、2歳ともなれば順番にお友達とも遊べるようになります。慣れてきたら楽しく通うようになっていました。
子供も楽しく力一杯遊べて、私も息抜き程度に仕事ができたので、預け始めて良かったと思っています。

【作業可能時間】
  • 毎日2~3時間
  • 週4日 ※1日くらいゆっくりしましょう
  • 月40~50時間
【仕事例】
  • クラウドソーシングのプロジェクト形式
  • 自分のブログ運営
  • ブログ運営のノウハウを活かした個人事業
 

子供が3歳(入園)以降:仕事時間を意識的に確保する

園服を着た子供の写真

子供が3歳になれば、幼稚園などに入園する子が増えるかと思います。
私の場合、子供がまだ2歳ですが、2歳から認可外保育所に預けているので、その経験をもとに書きます。

「入園したら作業時間が確保できる」と、思わない方が良いです。
入園1年目は、風邪を引きやすくなる子が多いです。
我が家の場合も、週1日の一時保育の時点で、毎月必ず風邪を引く、というのが半年続きました。半年過ぎると、熱こそ出さなくなりましたが、丁度冬だったのもあって鼻水からの中耳炎で4ヶ月通院しました。

また、幼稚園だと、送り出してからお迎えまでの時間があっという間に来ます。うっかり家事をしていると、それだけで殆どの時間が終わってしまいます。
在宅ワークを目指すなら、入園以降は意識的に仕事時間を確保しましょう。
仕事ができる時になるべく進めておいて、子供が風邪を引いたら躊躇なく仕事をストップできる環境を作っておくのが良いです。

【作業可能時間】
  • 毎日4時間
  • 週5日
  • 月60~80時間
【仕事例】
  • クラウドソーシングのプロジェクト形式
  • 自分のブログ運営
  • ブログ運営のノウハウを活かした個人事業
 

まとめ:子供の個性に合わせて仕事時間を調整する

パソコンの前に座る子供と母親の写真

今回は、2歳子育て中の私達親子を参考に、妊娠中~子育て中3歳までの各年齢別の作業可能時間をご紹介しました。

けれど、各所に書いていますが、どれだけ時間を確保できるかは、子供の個性に依存するところが多いです。

大人しくてあまり泣かない子もいれば、元気いっぱいでとにかく構って欲しい子もいます。
子供の個性も、月齢に合わせて変化します。
我が家の場合、ゼロ歳の頃は頻回授乳でとても在宅ワークを考える余裕はありませんでしたが、1歳を過ぎてからは順番にお昼寝の時間が長くなり、1日のリズムがしっかりとれるようになりました。

子供の成長は早いです。その成長に合わせて、子育ての状況はどんどん変化していきます。
その時期の子供に合わせて、育児と仕事のバランスを取ってみてください。

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